2007/7/6
お客様各位
新会計年度のスタートである6月を持ちましてグローバルで組織の再編が行われました。従来の製品別の営業体制を改め、お客様の業種別に組織が再構築されたことがハイライトとなっています。これと同時に各地域に営業責任のすべてを集約しました。この再編によりお客様から見てインフォアの窓口が非常にシンプルで明確な体制となりました。
今後我々は産業別に製品を横串で見て、よりお客様の経営課題、業務課題に即した営業活動に注力していきます。元々、特定業種、特定業務で非常にユニークな価値を提供可能な製品を、産業別にイベント駆動型のSOAをベースに相互運用性を高めていくわけです。このことによりお客様により広範囲で高い価値を提供することが可能になります。我々の買収戦略がいかにお客様の視点で実行されているのか今後充分に体感いただけるものと自信を持っています。
インフォアは充実、拡張、革新の3つのステップでSOAのロードマップを描いています。本社のR&Dも現状製品に充実と拡張を与えるチームと現状製品のSOA化、モジュール化、相互運用性を究極まで高めるチームに再編成されました。インフォアは現行製品のリタイアを考えていません。コーディングの変更による統合製品の発表は予定していません。お客様が導入済みの製品、お客様自身で開発されたアプリケーション、他社のパッケージ製品を捨てて新しいソリューションを導入することを望んではいません。すべてを新しいSOAミドルウエアに移行することを望んではいません。SOAは現行システムを尊重しつつも新しい相互運用性によって革新を与えるものでなければいけません。新しく導入するSOAが将来の導入に制約を与えるものであってはいけません。インフォアはこれらのお客様の要望にお答えできるSOA製品を有しています。従来製品に無償でバンドルします。エンタープライズサービスバスとアプリケーションとのやりとりをお客様で個別に定義する手間が大幅に削減されます。
前回、市場のコンサルタントの育成に焦点を当てていくという我々の戦略について述べました。我々の社内やパートナー様には製造業一筋20年といったベテランが数多く存在しています。クリティカルマスといった視点ではこのイニシアティブは始まったばかりですがお客様の産業別、業務別に再編するのはそれほど困難な事業ではありません。日本のお客様は米国などと比較するとアプリケーションの導入に多大な投資を行っています。グローバルに市場が単一化している現状を考えるとより短期間、低コストでERPやSCMを導入していくことは急務の課題です。インフォアはこの課題に対して10人月以下での短期、低価格ERPビックバン導入を日本市場でスタートさせます。日本企業の国際競争力強化という側面で是非お役に立ちたいと考えています。日本企業がもつ潜在価値からみて現在の株主価値は決して高くはありません。この新しいイニシアティブが少しでも株主価値増大のお役に立てるのではないかと期待しています。