概要
企業全体にわたって設備資産を包括的に管理するEAM Enterpriseを利用すれば、設備資産の状態や効率性を常に把握できるだけでなく、収集したデータを評価して重要なトレンドや異常を発見したり、効率性に関する懸念事項を予想したり、それに対する対応策につながる意思決定を促したりといったことも可能になります。
20年以上にわたって企業の設備資産管理に携わってきたインフォアの経験を反映して生まれたEAM Enterpriseは、Fortune 500にランキングされた企業の60%以上を含め、世界中の企業に導入されています。
個別生産形態における予防保全、食品・飲料業界における予知保全、紙パルプ業界における排出管理およびエネルギー需要管理、ライフサイエンス業界におけるリスク基準保全、輸送業界におけるフリート管理、石油・ガス業界における線形資産管理、公共事業における資産追跡管理および状態基準保全をはじめ、EAM Enterpriseはさまざまな企業が直面している難しい設備資産の課題を解決へと導きます。
EAM Enterpriseを導入することによって、次のような成果が得られます。
- 従業員の生産性を高めると同時に、購入コスト、在庫レベルおよび在庫維持コストを削減
- 法規制へのコンプライアンスや要件への対応を実現
- 設備資産を使用可能な状態に常に維持し、適切な入れ替え時期を予測
- 保証請求を利用して損失を補填しコスト削減に貢献
機能
EAM Enterpriseは企業が保有する設備資産の配置や効率性、保全業務を監視・管理するために必要な各種ツールを提供します。例えば、アラート機能を利用すれば故障時間の解消だけでなく、隠れた収益の可能性にも気づくはずです。
EAM Enterpriseには予知保全(PdM)、状態基準保全(CBM)の機能が内蔵されていますので、余計なコストや手間をかけることなく、また不確定要素を抱えたサードパーティ・ソフトウェアに頼らなくても、導入と同時にこれらの機能を使うことができます。さらに、業務効率や設備資産の持続可能性を高めるインテリジェントな機能もご利用いただけます。システムが提供するアラーム機能とともにデータ・インテリジェンスやリアルタイム・インテリジェンスの機能を使えば、問題発生時にも迅速かつ正確な対策を取ることができますし、必要であれば上位組織に問題の解決を促すといったことも可能です。
EAM Enterpriseは次のような機能を備えています。
- 設備階層管理 「系統図」を使って設備、システム、場所を結びつけ、設備資産の配置場所や維持費用を追跡します。
- 予算管理 予算の策定から予算維持に必要となるコストの計算まで、予算に関するあらゆるプロセスを自動化します。
- 検査管理 事前に設定した検査時期を過ぎた設備について担当者へ自動的に通知し、対応策を促します。
- 購買管理 部品オーダーを適切に管理し、納期や取引先への支払い、入荷に余裕をもって対応できるようサポートします。
- 作業管理 資産管理に関わる作業依頼や人員、プランニング、スケジュールのすべてを追跡・管理します。
- 資材管理 品目ごとに計算・割り当てを行って経済的発注量を割り出すツールをはじめ、部品の受領や割り当て、返品、サイクルカウント(循環棚卸)にも対応する各種ツールを利用して、倉庫にある在庫を監視・管理します。
効果
EAM Enterpriseの活用によって、次のような投資対効果(ROI)を含む、数多くの導入効果をご期待できます。
- 労働生産性が20%向上
- 在庫レベルを30%削減• 在庫維持費を20%カット
- 設備の新規購入費を5%削減
- フリートの稼働率が10%アップ
- 保証を利用した保全コスト回収が50%増加
- 材料費を10%削減
- 購買処理コストを50%カット
社内の設備・施設・車両資産を購入から廃棄まで包括的に管理し、コスト削減と利益の増大に貢献します。
Infor EAM Enterpriseの差別化要因
インフォアのEAM Enterpriseは、他のEAMシステムとは異なる次のような独自の機能を提供しています。
- 保全業務の効率を最大化―保全業務プロセスを効率化し、保有設備資産の寿命を引き伸ばすとともに、その生産性を高めます。
- 在庫コストを削減―不必要な在庫を持ち続けることをやめ、在庫不足から生じるダウンタイムを回避することで在庫コスト削減を実現します。
- 保証を利用した損失補填の向上―保証請求が可能な修理をより強力にトラッキングします。
- 信頼性の向上とリスク管理の強化―設備資産の信頼性および規制リスクを予測し、信頼性を高めリスクの軽減を図ります。
- 柔軟なシステム展開―御社のご希望に合わせてオンプレミス、クラウド、あるいは両方での導入が可能です。いずれの導入形態でもフル機能を備えたバージョンをご利用いただくことができ、他社のように機能が限定されることはありません。
