Infor ERP LX インタビュー

 第2回 コンポーネントベースが生み出すスモールスタート、短期・低コスト導入

  • 前回は、Infor ERP LXの30年の歩みを振り返りましたが、強み、特長は何ですか。

    葛貫 「第1は、コンポーネントベースの製品構成であることです。コンポーネント数はV8.3.3で45あり、今後も追加されていく予定です。」


  • 資料を見ると、財務・会計管理系で15、サプライチェーン管理系で15、生産管理系で15のコンポーネントがあります。コンポーネントベースであるメリットと強みは何でしょうか。

    葛貫 「必要なところから導入できるという点です。言い換えれば、"小さく産んで、大きく育てる"ことができます。最近のお客様は、厳しい経済環境もあり、またIT投資に対する目がシビアになっていますから、従来のERP導入のような「ビッグバン」(全社システムの全面改築)はありません。自社の情報システムを見渡し、弱いところや悪い部分の改修を考え、そこから手を付けていきます。そして長い時間をかけて導入した製品を評価し、必要に応じて追加導入していきます。そうした“時代の要請”とでも言えるスタンスの取り方に、コンポーネントベースであることが非常にマッチしているわけです。」

  • ユーザーにとっては低コストで導入を図れますね。

    葛貫 「最近も、"在庫管理だけを改修したい"というお客様がありました。IBM iユーザーですが、とにかく"在庫管理だけを優先する"とおっしゃる。連動する会計システムや物流システムには手を付けず、当面現状のままで行くという。他社のERPパッケージだと、導入に伴い、多くのシステムの改築が必要になりますが、Infor ERP LXであれば在庫管理だけの導入が可能です。お客様は「その点に注目した」と語っておられました。」

  • そうした場合、Infor ERP LXの在庫管理コンポーネントと、既存の他のシステムとの連携はどうするのですか。

    葛貫 「Infor ERP LXの場合、現行システムとのつなぎはRPGベースで行えますから、RPG技術者のいるお客様のほうで行うとのことでした。RPGの技術があれば、既存のIBM i資産を生かしながら必要な部分だけ導入できるのがInfor ERP LXの最大のメリットです。実際、そのお客様の在庫管理システムの導入費用は1000万円未満で済むはずです。」

  • 従来の「ERP導入費用」の感覚からすると、ものすごい低コストですね。

    葛貫 「しかも、短期に導入できるというのも、コンポーネントベースである強みです。そうした導入・構築費用も含めて、低コストで済むわけです。」

  • 短期導入が可能にするツールを用意しているのですか。

    葛貫 「そうです。パラメータでプロダクトを選択し、その運用条件をきめ細かく設定できるツール(システムパラメータメニュー)を用意しています。しかし重要なのは、繰り返しになりますが、部分導入といってもそこだけの導入で終わるのではなく、将来にわたって必要な部分を必要なタイミングで拡張していけるという点ですね。さらにこの使用領域の拡張に関してはゼロからのスタートではありませんので、必要に応じて機能習得に関するトレーニングの実施等、最小限の費用のご負担でお客様ご自身での導入も可能です。」

    まさに、Enterprise Resource Planningの一部であるコンポーネントを、必要な部分から導入できるということですね。次回は、第2の強み・特長をうかがいます。

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 第2回のまとめ
  ・コンポーネントベースの製品構成で、個別業務からのシステム化が可能
  ・低コスト、短期間に導入可能
  ・将来にわたり、必要なコンポーネントを必要なタイミングで拡張可能
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  ★図表:製品構成図 ERP LX Product

 

 

 

 

 

 

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